トリガーポイントって何?
◆生活の中で、通常は数日で自己回復できる筋肉に、来り返し負担をかける事により発生したわずかな損傷が、動けなくなるほどの痛みや痺れを、引き起こす事があります。筋肉のけいれん、硬直部分に圧を加えると、そこから広がるような圧痛点の事を”トリガーポイント”と、言います。痛いところから離れたところにあるのが、特徴です。
◆意味だけで考えると、トリガー(引き金となる)ポイント(部位)ですが、身体でいうと現在痛いと思う場所。ここが悪いから痛いのでは?しびれるのでは?と、思ってしまう場所から離れたところにある、痛みやしびれの本当の原因の場所(トリガーポイント)なのです。それは、筋、組織内の微細な硬結部位の事。筋のしこりの事。
◆私たちの、普段の生活の中で、通常は数日で自己回復できる筋肉に、繰り返し負担を掛ける事により発生したわずかな損傷が、動けなる程の痛みや、痺れを引き起こす事があります。
◆それは、身体の疲れに加え、怒りや悲しみなどの精神的なストレスにより筋肉の緊張状態が起こり、それが、長く続くと筋繊維の中にひもの様な結び目を作るのです。
◆その、結び目が増えると、血管を圧迫、血流障害を助長し、そのままの状態を放置すると神経への刺激を起こし、痛みや痺れの症状となって現れるのです。
◆トリガーポイントによる不調は、身体全体で起きているにも関わらず、片脚や、腰などの一部に現れたりします。
◆筋は硬く、そして、弱くなります。さらに、筋肉に出来た硬結部は、自然に消えることはありません。
◆そして、悪い事に…硬くなった筋繊維は、その筋の付着部を緊張させ、しばしば近くの関節に症状が現れたりします。
◆一般的な痛み。そして、原因不明の身体の不調。その大半は…実は、トリガーポイント。つまり、筋の硬結が原因で起きてると、思われるのです。
◆トリガーポイントにより、短く、太くなった筋は、付近の神経を頻繁に圧迫するようになるのです。
◆その為、その神経はさらに、もろくなります。圧迫された神経が、筋内を伝わる電気信号を変化させ、神経が働いている場所に、しびれ、疼痛、灼熱感、過敏性などの感覚異常が起こるようになります。
◆大抵の痛みは、発生場所にあるという判断が行われるという事実。
◆トリガーポイントは、それ自体が問題であっても、離れた場所に痛みや痺れを送るという事。
◆軽く圧をかけるだけでは痛くないが、判断としては、正しい部位に、少し長めに圧を掛けると、そこから離れた場所に痺れる様な、ずんと響く様なものが、実際に痛みや痺れを感じている所に響きます。
◆頭痛、頸痛や腰痛、手根管症候群、関節炎、腱炎、靭帯損傷などの誤診をされ、不整脈、めまい、胸やけ、テニス肘など、トリガーポイント(筋の硬結)による症状かもしれません。
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